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2004年8月:「ソムリエくずれ(!)から8月のお薦めの1本」
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今年も暑い夏がやって参りました。ひと仕事を片付けた後の一杯は最高の時間ですね。
ビールや発泡酒も悪くないですが、よーく冷やした白ワインなどで夏場の火照ったカラダをクールダウンさせてやるのも、スタンダードなひとつのやり方であります。
そこで、ソムリエくずれ(!)から夏場を凌ぐための一本として、「ミュスカデ」をみなさんにお薦めしたいと思います。
このワインは、フランス中央を東西に流れる大河、ロワール川流域で生産される辛口の人気のある白ワインで、使用されるブドウ品種{ミュスカデ種(別名:ムロン・ド・ブルゴーニュ種)}から、控えめな果実香で豊かな酸味、ドライでバランスの良いスタイルに造られています。
特に、この地方の製法{シュール・リ}といわれる醸造法で造られたものは、ふっくらとした旨みと軽い炭酸ガスを含んだより快適なワインに仕上がっています。
近年、白ワイン造りの世界的な傾向のひとつに、非常に強い果実香を感じさせるアルコール度の強いスタイルが欧米で人気がありますが、なかには我々日本人にとって果実味が強すぎる、くどく感じられるワインも少なくありません。
それに比べ、このミュスカデはアルコール度、酸味、果実味、辛口度など非常に穏やかで飲み飽きないスタイルで、果実味を必要としない日本の食生活にマッチしたものだと思います。
シーフード全般、特に貝類やエビ、カニ等の甲殻類料理との相性は抜群のものがあります。
このミュスカデは生産者が多く、日本にもたくさんのものが輸入されていますが、たいていのワインショップやデパートなどの専門コーナーには必ず見かけるワインのひとつで、通常¥1500〜¥2000の価格で、一部の量販店では¥1000以内で売られているものもあります。
気取らずに自分の好きなグラスで(コップでもOK)夏場のキャンプやバーベキューに持参すれば、盛り上がるのはまちがいなしの一本であります。
一日一善 oneday onebottle
内谷 哲郎
- ソムリエ内谷の今月の1本(目次)
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内谷 哲郎(物流一課)
昭和28年11月1日生まれ。
西洋堂(東京都赤坂)、ホテル川六(香川県高松市)、徳島パークホテルなどでソムリエを担当。
1993年ソムリエ資格を取得。
現在、志満や運送の社員としてネピア加工に出向。
- 2004年8月:「ソムリエくずれ(!)から8月のお薦めの1本」
2004年12月:「クレイジー・ボージョレ」
2005年2月:「(題未定)」
志満や運送株式会社 info@e-shimaya.net

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